Block Access Token
ブロックだけに特有なものでブロックに直接組み込まれている
ユーザー全体を対象とするBATでブロック内でそのハッシュ値により参照される。ユーザーが自分のデータをほかのインスタンスにミラーリングする場合、他のインスタンスに移行する場合に使用する chatGPT.icon
それぞれの5MiBのファイルまたはディレクトリのチャンクには、独自のBATがあります。これにより、サーバーはファイルの異なるブロックをリンクして、ファイルのパディングされたサイズを推測することはできません。ファイル内の後続のチャンクBATは、現在のチャンクBATをストリームシークレット(第一チャンクで暗号化して保管)でハッシュ化することで派生させます。これにより、任意の大きさのファイル内をIO操作なしでシークする能力が維持されます(ローカルハッシュ化の後に最終的に要求されたチャンクをルックアップします)。ファイルやディレクトリへのアクセスが取り消されると、BATも変更され、以前のアクセスを持っていても新しい暗号文を取得することは不可能になります。 もう少し深めた
chatGPT.icon PeergosのBATsは、特定のブロックをダウンロードするために必要なアクセス制御メカニズムを提供します。つまり、ブロックをダウンロードするためには、そのブロックのBATを持っている必要があります。これにより、特定のユーザーだけが特定のブロックをダウンロードできるようになります。
"参照が可能だがダウンロードができない"というのは、ブロックの存在自体は知ることができる(CIDが公開されているため)が、そのブロックの内容をダウンロードするためには適切なBATが必要である、という意味です。つまり、CIDを使ってブロックを検索することはできますが、そのブロックの内容をダウンロードするためには、そのブロックに対応するBATが必要になります。
理解できたYudai.icon
用語理解:
chatGPT.iconPeergosネットワーク上の個別のノードを指します。ユーザーが自分のデータを別のインスタンスに"ミラーリング"するとは、そのデータを別のノードにコピーまたは移行することを意味します。これは、ユーザーがデータのバックアップを作成したり、信頼性やアクセス速度を向上させたりするために行うかもしれません。
ファイルやデータはしばしば"チャンク"と呼ばれる小さな部分に分割されます。これはデータの管理と転送を容易にし、特に大きなファイルやデータセットの場合に有効です。例えば、5GBのファイルを一度に転送しようとすると、ネットワークエラーや他の問題が発生した場合、全体の転送をやり直す必要があります。しかし、そのファイルを100MBのチャンクに分割すると、個々のチャンクを別々に転送でき、問題が発生した場合でもそのチャンクだけを再転送すればよいため、全体の転送時間と効率が向上します。
一度に送るより分割して送ることで問題に対処がしやすい
ちなみにチャンクごとにBATがあるから、チャンクごとに参照が可能になる